HOTなクリエイターが求める最新情報をキャッチアップ。MUSIC・ART・文化、店舗情報まで盛り沢山
皆様ごきげんいかがでしょうか。Windowsパワーユーザーのジャングル林です。
年明けに自分へのお年玉として内臓SSDをハードウェアRAID0化。体感速度がどうとかは関係なく、シーケンシャルで1000MB/sの数字を見ただけで満足な今日この頃です。
そんな私たちWindowsユーザーが待ちわびていたUniversal Audio / UAD-2 Apollo Twin USBモデルが遂に発売されました!!
今まで隣の畑と思い深く知らない!という人のために少しおさらいしてみましょう。こちらに主な特徴がかかれていますが、噛み砕いて言うとApollo Twinが100種類近くのアウトボードに化ける事ができるんです。勿論、インターフェースなのでそのサウンドをそのままPCへ落とし込むことができるのは非常に効率的かつハイコストパフォーマンスなのです!
皆さんの中にもプラグインを掛けてしまうと遅れて聞こえる”レイテンシー”をどうやって解決するか悩んだ方はいるかと思いますが、Apollo Twinには内部にDSPを搭載し、プラグインを掛けてもほとんど遅れのない状態でモニタリングが可能になっています。これは大規模なスタジオに採用され るPro tools HDXといった100万を超えるシステムをコンパクトにまとめた様な形ですね。そのプラグインもUniversal AudioやSouftubeといった先端技術をもったメーカーが開発した高品位なアナログモデリングプラグインが100種類近くラインナップされていま す。
例えばボーカルレコーディングなら「コンプかけて!」とか、「リバーブ下さーい」なんて注文 も少なからず受けることがありますよね。特にアナウンスではノイズに対して非常に敏感で、実機を使用した際は機材のコンディションや電源状況によって思わ ぬノイズを生み出してしまうことがあります。しかし、Apollo Twinを使えば実機さながらの効果を得られながらも安定したDSP処理、つまりデジタルプラグイン処理のために極力ノイズを抑えた収録が可能になるので す!
これを利用すればPAでエフェクトにこだわりたい!なんて人もハードウェアリバーブの代わりに使う、なんてことも出来ますね。
ご注意していただきたい点が、USB3でしか動作しないという点。単にPCにSS表記があっ たり青いUSB端子があったとしても要注意!UA公式アナウンスではPCIe拡張ボードやマザーボード内臓のUSB3アダプタでは動作保証をしていないの で、事前にしっかり確認しておきましょう。
確認方法はCPU-Z等のPC情報表示ソフトウェアを使用するのが簡単です(取り扱い製品ではないので自己責任でのご利用をお願いします)。
2016年2月現在、USB3に対応しているインテルチップセットはIntel Chipset Series 7以降(X79,NM70,HM75を除く)の製品となっていますので、画像の赤丸部分がUSB3に対応したものかどうかを確認しましょう。
USB3対応チップセットリスト(2016年2月現在)
デスクトップ向け
Z77,Z75,H77,Q77,Q75,B75
Z87,H87,Q87,Q85,B85,H81
Z97,H97,X99
H110,Z170,H170,B150,Q170,Q150
モバイル向け
HM77,HM76,HM70,UM77,QM77,QS77
HM87,HM86,QM87
HM97
HM170,QM170
店頭Windows PCがUSB3非対応のP67チップセットにサードパーティ製のUSB3のアダプタが内臓されたモデルで、USBコントローラドライバの入れ替えや BIOSの更新等手を尽くしましたが動作の確認がとれませんでした(泣)。皆様重々お気をつけ頂き、ご心配であれば当店までお問い合わせください。
また、AMDチップセットの対応はアナウンスされておらず、対応アダプター情報等はこれから順次情報公開していく予定との事です。
モニタリングの時はよいけど、ミックスダウンの際にDSPパワーが足りない!という方。ご安心下さい。UAD-2 Satellite FirewireとUAD-2 PCIeを追加することでDSPを追加することが可能です!※2016年2月現在、Satellite FirewireはSonnet Technology社製のAllegro FW800 PCIeが検証済みです。また、Windows 7のみのサポートとなっています。
Rock oN CompanyではUAD-2製品の中古取り扱いもありますので是非チェックしてみて下さいね!
記事内に掲載されている価格は 2016年2月27日 時点での価格となります。
最新記事ピックアップ