HOTなクリエイターが求める最新情報をキャッチアップ。MUSIC・ART・文化、店舗情報まで盛り沢山
本日2月9日に設立20周年を迎えるサイデラ・マスタリング。いわずもがなエンジニアのオノ セイゲン氏が代表を務めるこのスタジオは、日本を代表すると言っても過言ではないほどの知名度と人気を持つマスタリングスタジオです。
Rock oNはこの記念すべき日に、サイデラ・マスタリングスタジオで行われたオープンハウスイベントに参加してきました。
サイデラ・マスタリング オープンハウスの詳細はこちら(募集は終了しています)
http://saideramastering.blogspot.jp/2016/02/20.html
このイベントはサイデラ・スタジオを一般開放し、サイデラ・マスタリングスタジオの音を実際に体験できるというもの。その中で開催された要予約セミナー「2016年式サイデラ・マスタリング プレゼンテーション」の模様をお伝えします。
プレゼンはMiMセミナー講師でもおなじみの森崎 雅人 氏により行われました。
最初に、一つのDSDマスターから作られた「ハイレゾ音源」「CD」「アナログレコード」各マスタリング済みの音源 (96kHz / 32bit)を聴き比べ、その後森崎氏からハイレゾマスタリングについて留意点やコツなどがプレゼンされました。(技術的なことではなくこの場で実際に音を体感しながらでないと理解できない体感的な内容でした)
サイデラ・マスタリングではメインDAWとしてMAGIX SEQUIAを採用。参加者は食いつくように画面を見つめ、耳をすませていました。
この後、FUJITSU TEN ECLIPSE TD 712ZMK2を中心に組まれた10.1chシステムでDSDマスターのハイレゾサラウンドを味わった(通常の5.1chサラウンドシステム + 天井に吊るされた5chスピーカーにより縦軸の表現も可能にしたサラウンド)。完璧に調整されたモニター環境で完璧にマスタリングされた音源は空気感やプレイヤーの息遣いはもちろん、録音会場の壁や天井まで見えるかのようなリアルな空気を感じることができました。
このほか質疑応答もふくめて30分弱のミニプレゼンでしたが、最先端/最高峰のハイレゾマスタリング技術を持つサイデラ・マスタリングの音に直接触れることができた貴重な体験でした。
Writer . IH富田
サイデラ・パラディソ公式webサイト
記事内に掲載されている価格は 2016年2月9日 時点での価格となります。
最新記事ピックアップ