DiGiGrid Desktopシリーズが梅田店で国内初披露！

大阪では関西最大規模の音響・映像機器のイベント「サウンドフェスタ」が開催中！国内外ブランドのフレッシュな新製品が堂島に集結しております！そして、梅田店でも近日発売予定のDigiGrid 新製品Desktopシリーズが国内初のお披露目となりました！よりパーソナルな製品となった新シリーズをショートレポートします！

新しいDesktopシリーズは全4機種！

DiGiGrid プロダクトスペシャリストのダン・ペイジ氏（写真左)にご説明頂きました。DiGiGrid新製品は従来のラックマウント型とは違い、片手で持てるようなコンパクトさでホームユースへのアプローチを視野に入れた製品。ユニークなキュービックデザインと側面のパープルカラーが目を引きます。今までのDiGiGridデザインから考えると、全く新しいコンセプトで作られたんだなとこのシリーズへの意気込みを感じます。

D ~ Desktop ~

名前にある「D」はDesktopの「D」。まさにデスクトップでの使用を想定した、4in/6out、96kHz対応のオーディオ・インターフェース。接続フォーマットEthernetでSoundGridネットワークへの接続が可能です。XLRマイク/ライン入力x2、Hi-Z(インストゥルメント)入力x2を中央に配し、右側にはヘッドフォンとモニター用の大きなノブが搭載されています。出力はTRSx4とヘッドフォンとなっており、モニターアウトを除いた2chは固定レベル出力。POE接続を使えば、稼働にACアダプタは不要です。頑丈な筐体には世界のライブコンソールでお馴染みのDiGiCoが持つこだわりを感じますね。自宅でもパフォーマンスでも堅牢性はバッチシ！

M ~ Musician ~

手のひらサイズのキューブ型に2in/2outと、DigiGrid製品中最もミニマルな構成のインターフェース。もちろん、このサイズでもSoundGrid対応ですよ。XLRマイク/ライン入力x1、Hi-Z(インストゥルメント)入力x1、初めてDigiGrid製品を導入される方にお薦めですし、既存のラック製品をお持ちの方には大きなノブを使った手元の入出力管理に持って来いです。ラック製品にはヘッドフォンアンプを搭載していないモデルがありますので非常に便利だと思いませんか。こういった+αとしての利用もいいですね。また、DLSやIOSをすでに導入しているスタジオに持ち込んで、LANケーブルたった1本でスムーズにレコーディングシステムに取り込める点も魅力的！そんな使い方もやってみたい！

Q ~ Headphone ~

Mと同じ見た目のキューブ型ですが、こちらはヘッドフォン。入力はEthernet=SoundGridネットワーク、AES、RCA、そしてなんとBluetoothにも対応。スマートフォンやタブレット、PCとペアリングが可能です。他のDigiGridインターフェースの出力をネットワーク経由でブースでモニタリングしたり、他のスタジオ機器からデジタル接続する、手軽にホームオーディオ機器をラインで入力したり、iPhoneからBluetoothでオーディオ・ストリーミングする、色々な使い方ができます。コンスタントカレントドライブを搭載しているため、インピーダンスの違うヘッドフォンでもそれぞれベストな音量と音質でモニタリングが可能！手元に置いて操作することを考えられているので、レコーディング時のキューボックスからプロダクションのときに外部機器を繋ぐといった作業が手軽に行えるのが魅力です。

S ~ Switch ~

ラインナップ中、唯一オーディオインターフェースではない[S]は、オーディオ、ネットワーク信号だけでなくPoE(Power over Ethernet)で電源も供給可能な4つのEthernetポートを備えたスイッチャーになっています。D/M/Qは基本的には電源アダプタで駆動しますが、DigiGrid Sに接続すればアダプタレスのPoEバスパワー供給が可能になります。さすがにIOSやDLSといったラック製品へのPoEは無理、とのことでしたが、こちらはさらSoundGrid以外にDanteにも対応しているため、多様なネットワークの構築が行えますね

梅田店では DiGiGrid 「IOS」「DLS」常設展示中！

DiGiGridメインラインナップであるプラグインサーバー「DLS」とインターフェイス機能も兼ねた「IOS」展示しています！SoundGridを使ったプラグインの使用感やProToolsを初めとしたDAWとの連携性、長年のライブコンソール開発で培ったハイクオリティなサウンドを是非店頭でご体感下さい！