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先週末発売したばかりの期待のハードウェアサンプラー『Pioneer DJ SP-16』が梅田店にて展示中です!梅田スタッフ ベンツ松山が気になる所を早速ハンズオンレビューしてみたいと思います!大型カラー液晶タッチパネルを導入したスタンドアロン型サンプラーの実力はいかに!?
『SP-16』ハードウェアをハンズオンレビュー!気になるパッドの使用感はいかに!?
ファーストインプレッションとしては….7インチのフルカラー液晶の視認性の良さとタッチレスポンスの軽快さに驚きました!ハードウェアのサンプラーとしては恐らく初めて搭載された機能であり、パラメーターのエディット画面への往来が頻繁に必要とされるサンプラーにとっては非常に効果的な機能だと私は思います!タッチの誤認識は皆無で抜群に正確、筐体サイズはどっしりとデスクに置いて作業するにも良い安定感と、膝の上に乗せて作業したり、スタジオセッションで持ち出したりなどポータブル性を損なわない丁度いいサイズ感です。肝心のパッドの感触ですが…過去の代表的なハードウェアサンプラーMPC1000/2000シリーズと比べると厚みが無く、少し固めな印象。長時間のフィンガードラム演奏にはもう少しクッション性が高いと嬉しいのですが…例えるならば、MIDIパッドらしい叩き具合です。しかし、最近のドラムパッドの潮流を考慮するとこんな感じでしょう。ステップ・シーケンサーのボタンは某グリーンカラーのリズムマシンと非常に似ており、特に問題の無い感触。
UK音源『Loopmasters』プレゼンツ 合計2GBの内蔵ライブラリーをサウンドレビュー!
合計2GBもの大容量内蔵音源は、7インチカラー液晶からブラウジングが可能です。プレビュー機能が搭載されているため、カーソルを合わせていくだけで瞬時に音色をモニタリングすることが出来ます。その都度ロードしないとモニタリング出来ないなんて心配は御無用、サクサクっと使いたい音色を探し出すことが可能です。初期設定では音楽ジャンル/楽器別にフォルダ分けが施され、その下層に各音色が保存されています。任意のフォルダを作ることが出来るので、使う頻度の多い音色は別フォルダで纏めておくなんてことももちろん大丈夫。ライブラリ音源の試聴ファイルをお作りしましたので、是非お聞き下さい。ボトムの太いテクノキックやジュークに使えるサブベースっぽいキック、Rolandリズムサウンドなどすぐにでも使えるサウンドやパーカッシブなループ素材も揃っています。
2種類のREC方法でシームレスなビートメイクが可能!
従来のサンプラー同様にパッドを使ったリアルタイムレコーディングに加えて、ステップシーケンサーを併用することが可能です。どちらも特に呼び出すモードは無く、単純明快な作りになっております。例えば、キックやスネアなどはパッド叩きで録音し、16分のハイハットはステップでザーッと指を滑らすだけで録音しちゃうなんてことが出来ます。RECモードは共通なので、ステップ用のRECモード、パッド用のRECモードなど区別がありませんので非常にシームレスな感覚。ビートメイクのインスピレーションはやはり、実際にパッドを叩いて演奏しないと湧き出にくいものですよね。両方使えるのって単純なのですが効果的だと思います。
最も気になるサンプリング機能については次回ご紹介したいと思います!
Rock oN Umeda 店頭にてご試聴可能です。お気軽にご来店、もしくはお問い合わせ下さい!
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記事内に掲載されている価格は 2016年9月14日 時点での価格となります。
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