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即戦力ソフトインストゥルメントでおなじみのUVIから、遂にオーケストラ音源が登場!
ソフトウェア音源の老舗であるUVI。サンプルベースの即戦力プリセットの詰まったシンセサイザーや、楽器の特性を掴んでいながら、スッとうまくトラックに馴染む生楽器の音源など、楽曲制作では欠かせないツールになっている方もいらしゃるのではないでしょうか。
そんな、優良製品を続々とリリースするUVIから超魅力的なオーケストラ音源、「UVI Orchestral Suite」が発売されました!早速使ってみた感想をレビューしたいと思います!
★Orchestral Suiteのここがすごい!4大ポイント
・もう全てはこのひとことにつきます・・・。2万円台とは思えない高いクオリティ!総じて、とっても扱いやすい音種が揃いスッと楽曲に馴染むというのが第一印象です。しかし、音源一つ一つがしっかりと作り込まれており、リアルさを決して失わない仕様になっています。まずは店頭でお試しを!
・動画でもわかりの通り、7200rpm HDD単発でもロードの時間がとても早く軽い。音がいいのに読み込みが早いのって打ち込みをメインでやる人には実はかなりの比重で大事なポイントになってきますよね!
※ちなみに動画で読み込んだ音源の容量をご紹介いたしましたが、あれは音源を先読みした際のRAMの占有量になります。そのため、音源一つひとつの容量はもっと大きなものになります。
・・・と考えると、読み込みはかなり高速だ!!ということがわかるかな?と、思います!!
・GUIが楽器による煩わしいパラメータの変化もないので操作がとてもわかりやすいです!しかもユーザーによるオプションでカスタマイズも出来るため、自由度も兼ね備えています!
・高品位なコンボリューションリバーブを搭載。内蔵ながらホールを忠実に再現しておりとても気持ちのいい響きが得られます! きめ細かさと馴染みの良さはサウンドと一緒に店頭で体感ください!
★今後に期待したいポイント
・本当に若干なのですが高価なオーケストラ音源に比べると音が細い気がします。それでもこれで2万円台なのは驚異的。
・本格的なオーケストラを再現するとなるとちょっと物足りない面もあるかも。ブラスなどもかなりしっかりと演奏の再現がなされていますが、物によってその度合いに若干の幅があるかなとも感じました。それでも、アーティキュレーションをいじりこまかい調整をかければ全然対応できるとおもいます。
・今回のOrchestral Suiteですが、ネタものやループは入ってません。ポップスなどにも十分対応する出音で汎用性はかなり高いのですが、そういったアクセントをつける素材が入っていればそれこそ「オーケストラ」という言葉にとらわれないジャンルオーバーな音源に昇華していたかもしれません!
★気軽に使えて本格的に使い込める、オーケストラ音源の新決定版!
ジャンルにとらわれず使用できるオーケストラ音源の新決定版というイメージがあり、改めて言いますが、コストパフォーマンスが高すぎます!デモ音源制作に限らず、楽曲制作でも差し替えることなく使える機会も多い気がします。
また、音がいいのに「軽い」というのはあまりある魅力の一つで、制作のストレスを大幅に軽減していると感じました。「使える」音源という言葉がそっくりそのままあてはまる本製品だと思います。ほんとなんでこんなに安いんでしょ・・・(笑)
初めてのオーケストラ音源としての一本でももちろんいいですし、今までの持っていた音色とは違う新しい「使える」音源購入を検討されている方にも是非お勧めしたいです!PCの環境にもお財布にも優しいとても魅力的な製品です!!
UVI Orchestral Suiteは60以上の楽器と15000以上のサンプルを収録し圧縮時の容量は4.62GB(非圧縮時は約11GB)。価格は24,300円になります。
http://www.uvi.net/jp/orchestral-composer/orchestral-suite.html
記事内に掲載されている価格は 2015年4月24日 時点での価格となります。
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