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シンセサイザー・デザイナーDave Smith氏。氏は伝説的なアナログシンセサイザーの名機「Prophet 5」の生みの親であり、ベクトルシンセサイザーProhpet VSやソフトシンセサイザーSeer System Reality等、アナログシンセサイザーに留まらない、先進的な製品を送り出してきた世界的なエンジニアです。
そのDave Smith氏が代表を勤めるシンセサイザーメーカー、Dave Smith Instruments社から新しいシンセサイザーが発売されます。その名は「Mopho X4」。ダークグリーンのボディに伝統的なサイドウッドパネルが取り付けられた精悍なルックスのポリフォニック・アナログシンセサイザーです!
Mopho X4は、目が覚めるようなショッキングイエローのボディが印象的なアナログ・モノフォニック・シンセサイザー「Mopho」の上位機種で、最大ポリフォニック数が4音にパワーアップしています!
Mopho X4には「キーボードの歴史上、最も音が良く、最も演奏するのが楽しいアナログ・ポリシンセ」と絶賛された、同社のフラグシップシンセサイザー「Prophet’08」譲りのエンジン部が搭載されています。このエンジン部は、デジタル制御によって出音の安定化が図られた本物のアナログシンセであるため、物理モデリングでは難しいピュアなアナログサウンドを得る事ができます。
モノフォニック・シンセサイザーのオリジナルMophoは、図太いベースや鋭いSyncリードなど、Prophetシリーズの特徴的なサウンドを得意としていますが、最大ポリフォニック数が4音になったMopho X4ならば、パッドやスタブなどの和音も演奏できるため、音作りや表現の面で、大きなアドバンテージを得たと言えるでしょう!鍵盤数も44に増えた事で、両手で和音演奏をしても音域が不足せず、パフォーマンス面でも有利ですね!
Mopho X4は、単なるアナログシンセサイザーの枠に留まらず、いまどきのシンセサイザー同様に、PCとUSB接続することで、音色や内蔵ステップシーケンサのエディットや管理なども可能です。
また、ポリチェイン機能で同社のMophoやTetraなどを接続することで、最大17までポリフォニック数を増やすこともできます。
日本国内での発売予定日や価格はまだ未定ですが、発売が大変楽しみですね!
記事内に掲載されている価格は 2012年8月2日 時点での価格となります。
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