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広い音像と豊かな低域の再生能力で高く評価を得ているKRKのニアフィールドモニターシリーズ。丸みを帯びたボディと黄色いケブラー製ウーファーが印象的なVXTシリーズが大ヒット中ですが、そのKRK本社のあるフロリダから、CEOのTimothy Dorwart氏(写真左から2番目)、マーケティングディレクター David Hetrick氏(写真左から3番目)、そしてセールス & マーケティングのSean Humphries氏(写真一番左)という重鎮三名がRock oN渋谷店にご来店くださいました!
※KRK本社のあるフロリダDeerfield Beachはこんなに素敵なところ!
まずは恒例の記念写真から。CEO自らご来店とあって、スタッフのマエストロ佐々木は少し緊張ぎみ。
Timothy氏はさすがCEOというだけあって、恰幅の良い紳士な印象で、和やかに会談が行われましたが、KRKのお三方が気になるのはやはり日本でのKRKの受け入れられ方のようで、終始「日本のユーザーが望む物はいったい何なのか?」という疑問をRock oNスタッフに投げかけていました。彼らはマーケティングのプロ中のプロですが、数字やデータだけに捕われず、生の声や意見を積極的に取り入れようとする姿勢が印象的です。
KRKでは、スタジオモニターを設計するとき、「顧客が本当に欲しいモニターとは何か?」という質問から始まるといいます。人としてユーザーの声に耳を傾け、ユーザーに近い位置で製品開発をする姿勢が、お手頃な価格でも高い性能を持つVXTシリーズをヒットに結びつけたのかもしれません。
今年は「イノベーション」をキーワードに活動しているRock oNですが、ではKRKのイノベーションとは?白いVXT4の次に来る新製品の大本命は?
…ごめんなさい、これがまだ企業秘密で完全非公開なんです。でも、高品位なスピーカー開発で培った技術とマーケティング力にスパイスを加えて化学反応を起こして、KRKのブランド価値がさらに飛躍するような、そんなプロジェクトに取り組んでいるとかいないとか。
他には、KRKはプロフェッショナル仕様のハイエンドモニタースピーカーの開発に着手しているそうです。元々KRKはハイエンドスピーカーで知名度を上げたブランドなので、その底力を見せつける高性能なモニタースピーカーを乞うご期待!私たちは多くの「KRKのイノベーション」がお目見えする日まで、楽しみに待つことにしましょう。
Mr. Dorwart、Mr.Hetrick、Mr.Humphries、貴重なお時間を使ってRock oNにお越しいただき、ありがとうございました。
さて最後に、ロック系やクラブ系といった、ローエンドのモニタリングにこだわるユーザーに人気のKRK VXT4の製品特徴を、マーケティングディレクターのDavid Hetrick氏がアピールしてくれました。Rock oNがお気に召したようで、「Rock oN, Rock oN, Rock oN !」とRock oNを連発!これにはスタッフ共々盛り上がりました。
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記事内に掲載されている価格は 2010年7月14日 時点での価格となります。
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