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ボーカル用ダイナミックマイクとして大定番の「SM58」が発売50周年を迎えた今年、全く新しいハンドヘルドダイナミックマイク「KSM8」をドロップ!「KSM8」に搭載された新開発のマイクカプセル「Dualdyne」の気になるサウンドを店頭でチェック!今なら梅田店でお気軽にお試し頂けます!
KSM8の特徴
定番マイクSM58と比較すると以下のような大きな改善がされています。
1.近接効果を改善
音源ソースがマイクから離れて行く際、音量は下がっても音質は極力変わらない特性を実現。
2. スイートスポットが拡大
マイクの軸から口の位置がずれたとしても、一定の音質を保ちます。
3. 周波数特性の改善
SM58など一般的なこれまでのマイクにはその構造上、f特に1kHzあたりにピークとディップを繰り返す特徴的クセがありました。KSM8はそれをよりフラットにワイドレンジにチューニングされ、まさにコンデンサマイクに肉薄する特性を持つことに成功しています。
4. 破裂音の耐性を強化
ボーカル用として口に近い位置で使用されるマイクは強い破裂音を受けることを避けられません。KSM8はロゴが刻印されたプレートがこれを防ぎ、直接1枚目のダイヤフラムに強すぎる音が伝わることはありません。しかしながら歌声はダイレクトにダイヤフラムまでピュアに到達するという魔法のようなセッティングが施されています。
2枚のダイアフラム!新開発dualdyne カプセル!
ロゴマークの刻印された銀色のTopプレートの下にそれを支える黒いプレートがあり、さらにその下に1枚目のダイヤフラムが存在します。このダイヤフラムは一般的なダイナミックマイクとようにコイルにつながっており、固定されたマグネットのすぐ側を前後可動します。
2枚目のダイヤフラムはボイスコイルに接続されず、電気信号を直接生み出すことはしません。しかし2枚めのダイヤフラムはカプセルの中に作られた空洞内の空気を介して1枚目のダイヤフラムにつながっており、カプセル下部からの空気振動を1枚目に伝えます。
ダイナミックマイクの仕組みはよくスピーカーの逆に例えられますが、KSM8の2枚のダイヤフラムはさしずめパッシブラジエーターの逆と例えてもいいでしょう。
個人邸には周波数特性の改善が素晴らしく感じ、モコっとした低音も無くなっています。高域まで自然な伸びがあり、コンデンサーマイクに近いハイファイさがあります。SM58は近接効果を逆手に取った迫力あるボーカルが特徴ですが、「KSM8」では非常にナチュラルでクリーンなボーカルサウンドを求めている方に最適かと思われます!
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記事内に掲載されている価格は 2016年3月15日 時点での価格となります。
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