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近年プラグイン音源は隆盛を極め、少し変わったものや重箱の隅をつついたようなココぞで輝く製品が増えてきています。中でも劇伴に使えるような壮大かつ複雑な響きを持った音源たちが大きな評判を呼んでいるのではないでしょうか!
Big fish audioを母体とし数々の名ライブラリーを生み出してきたブランドVir2も「Q」や「Apollo」をはじめとした劇伴音源に力を入れています。今回はクアイアを基調とした「AERIS:Vocal Designer」がこの春ニューリリースというアナウンスがなされました!!
基本的には劇伴等に使えるようなタイプの、太くかつ滑らかなサウンド。ソプラノからバスまでコーラスをパンで制御し臨場感のあるサウンド生み出せるほか、A,O,U,M(Hum)の歌い分けやビブラートなどの基本要素はもちろん抑えています。が、それだけなら様々な音源が対応しています。
AERISの押しポイントは劇伴・BGM制作をメインに考えられた過激なエディットが可能なところ!破壊系の内蔵されたエフェクトでノイジーなシンセサウンドを手軽に作れるほか、シンセのように扱えるエンベロープジェネレータ、Waveformコントローラを搭載。さらにはステップシーケンサーまで付いており、パッドを中心としたサウンドメイキングが可能なのです!
あらかじめ100以上ものパッドやエフェクト系(!)のプリセットが内蔵されており、有機的だけふぉ人の声だと浮いてしまう・・・。なんて言うときに欲しいシンセサウンドがふんだんに盛り込まれているようです!
Output社のExhaleなど声を生かしたライブラリーが増えてきておりますが、新たなボイスサンプルを用いたサウンドが如何なものか詳細が気になりますね!
価格や日本での取り扱いはまだ未定ですが、情報や店頭でのデモができるようになり次第進捗をお伝えできればと思っています!
記事内に掲載されている価格は 2016年3月21日 時点での価格となります。
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